2024/12/06 14:59:45大石哲教授による火山学セミナー(火山噴煙) |
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2024/12/06 14:54:01火山防災特別セミナー@富士山 |
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2024/09/27 10:16:40草津白根山における火山学実習 |
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2024/08/07 11:42:30火山学特別セミナー(社会科学) |
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2024/07/16 14:48:39火山学セミナー(火山砂防) |
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2024/06/18 12:52:42齋藤さやか准教授による火山学セミナー(社会科学) |
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2024/04/19 13:49:052024年度受講生認定式 |
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2024/03/18 13:18:01中村美千彦先生による火山学セミナー(実験学) |
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2024/03/18 13:11:44桜島における火山学実習 |
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2024/02/21 09:17:13寺田暁彦准教授による火山学セミナー(熱学) |
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2024/01/25 10:03:50火山研究特別研修@シンガポール |
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2023/12/20 12:01:19火山学セミナー(火山防災行政) |
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2023/11/24 11:24:29鈴木雄治郎准教授による火山学セミナー(噴煙数値計算) |
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2023/11/16 10:32:24火山防災特別セミナー@御嶽山 |
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2023/10/03 11:57:24有珠山で火山学実習を実施しました |
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2023/07/24 13:49:36篠原宏志博士による火山学セミナー(火山ガス観測特論) |
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2023/07/11 13:54:34関谷直也准教授による火山学特別セミナー(社会科学) |
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2023/06/30 11:15:49海外研修(イタリア)無事終了しました |
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2023/06/20 09:43:36海外研修(イタリア)が始まりました |
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2023/06/14 11:04:05齋藤さやか准教授による火山学セミナー(社会科学) |
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2023/04/18 11:35:412023年度受講生認定式 |
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2023/03/29 13:21:13霧島山における火山学実習 |
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2023/03/01 15:11:20火山研究特別研修@シンガポール |
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2022/12/19 11:43:31大石 哲教授による火山学セミナー(火山噴煙) |
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2022/12/14 10:58:50火山測地セミナー@国土地理院 |
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2022/12/13 09:49:55火山防災特別セミナー@箱根 |
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2022/11/01 15:00:34草津白根山における火山学実習 |
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2022/08/09 12:59:57火山学実習/火山学特別実習 |
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2022/07/25 16:36:31阪本真由美先生による火山学特別セミナー(社会科学) |
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2022/06/30 10:01:36藤田正治教授、堤大三教授による火山学セミナー(火山砂防) |
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2022/06/20 09:56:55齋藤さやか准教授による火山学セミナー(社会科学) |
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2022/04/28 13:45:002022年度受講生認定式 |
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2022/04/01 15:04:02桜島における火山学実習 |
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2022/03/07 14:56:11寺田暁彦先生による熱学セミナー |
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2022/02/10 14:55:15火山研究特別研修(オンライン) |
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2021/12/21 14:51:20火山学(特別)セミナー@有珠 |
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2021/11/28 14:42:47火山防災特別セミナー@桜島 |
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2021/11/07 10:44:06有珠山における火山学実習 |
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2021/08/23 16:01:19鈴木雄治郎准教授による火山噴煙・数値計算セミナー |
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2021/05/25 10:31:372021年度受講生認定式 |
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2021/03/29 09:52:35霧島山における火山学実習 |
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2021/03/26 10:18:41青山 裕教授による火山地震学セミナー |
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2021/03/25 22:21:04市原美恵准教授による火山実験学セミナー |
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2020/12/21 13:15:47大石 哲教授による火山噴煙観測セミナー |
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2020/12/15 13:20:31火山研究特別研修をEOSと実施しました |
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2020/11/30 09:30:29国土地理院で測地学セミナーを実施しました |
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2020/11/17 15:40:002020年度火山防災特別セミナーを実施しました |
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2020/11/02 14:01:21九州電力株式会社が参画しました |
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2020/10/30 23:34:53伊豆大島ドローン実習を実施しました |
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2020/10/20 09:43:31草津白根山における火山学実習 |
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2020/08/22 07:13:202020年度前期セミナーをリモート形式で開催 |
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2020/04/18 16:00:002020年度受講生認定式 |
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2020/04/10 14:09:44東京電力ホールディングス㈱が参画しました |
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2020/02/21 14:00:49寺田暁彦先生による熱学セミナー |
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2020/02/21 13:47:05中村美千彦教授他による物質科学セミナー |
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2019/11/12 12:27:59眞木雅之教授による火山噴煙観測セミナー |
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2019/11/04 11:47:10アジア火山学コンソーシアム@台湾 |
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2019/10/31 11:50:282019年度火山防災特別セミナー |
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2019/10/16 11:38:46EOSにおける火山研究特別研修 |
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2019/10/11 11:30:06気象庁業務に関する火山学セミナー |
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2019/09/28 23:31:23田中淳教授による社会科学セミナー |
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2019/09/13 22:45:31樽前山における火山学実習 |
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2019/08/06 09:05:02小園誠史准教授による数値計算セミナー |
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2019/07/12 09:56:28関谷直也先生による社会科学セミナー |
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2019/06/26 21:50:592019年度海外研修・海外特別研修(ストロンボリ) |
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2019/04/20 13:45:542019年度受講生認定式 2019年4月20日 |
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2019/04/03 16:46:08霧島山における火山学実習 |
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2019/02/25 11:31:32市原美恵准教授による火山実験学セミナー |
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2019/01/15 08:58:27野上健治教授による火山化学セミナー |
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2018/11/23 10:33:32アジア火山学コンソーシアム@インドネシア |
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2018/11/12 11:22:11藤原智博士、川元智司博士による測地学セミナー |
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2018/11/05 10:46:04火山学特別セミナー(雲仙岳) |
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2018/11/01 18:25:31雲仙における火山学実習 |
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2018/10/10 14:13:06蔵王における火山学実習 |
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2018/09/18 09:20:21CIRVULC協定を結びました |
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2018/07/20 11:46:58藤田正治教授、堤大三教授による火山学セミナー |
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2018/07/18 18:47:242018年度インドネシア火山学実習 |
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2018/07/06 09:51:35阪本真由美先生による火山学セミナーが開かれました |
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2018/06/19 11:25:282018年度ストロンボリ火山実習 |
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2018/05/16 09:33:362018年度受講生認定式 2018年5月12日 |
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2018/03/20 15:48:55桜島における火山学実習 |
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2018/03/13 11:40:48中村美千彦教授による火山学セミナーが開かれました |
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2018/02/26 11:25:45篠原宏志博士による火山学セミナーが開かれました |
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2017/12/11 11:56:08鈴木雄治郎博士による火山学セミナーが開かれました |
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2017/10/11 15:52:16阿蘇山巡検を行いました |
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2017/10/11 14:45:10西出特任教授による火山学セミナーが開かれました |
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2017/10/03 13:50:45気象レーダによる噴煙観測のセミナーを行いました |
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2017/08/21 14:05:21海外実習(イタリア・ストロンボリ火山)レポート |
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2017/07/03 14:06:56海外実習(イタリア・ストロンボリ火山)を行いました |
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2017/06/20 15:47:19火山学セミナー(社会科学)の開講案内 |
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2017/04/20 10:55:04火山学セミナー(社会科学)の開講案内 |
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2017/03/28 11:24:36霧島山における火山学実習 |
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2017/03/28 11:22:02プログラム開校式 2017年2月11日 |
2024年9月1日から6日にかけて、2024年9月1日から6日にかけて、
7月11、12日に東北大学において、堤大三教授(信州大学農学部森林・環境共生学コース)、藤田正治名誉教授(京都大学防災研究所附属流域災害研究センター)による火山砂防に関する火山学セミナーが行われました。融雪型火山泥流のモデル計算や実験(11日、堤教授)、火山地域における土砂災害の発生過程の特徴や対策(12日、藤田名誉教授)などについて、火山研究と砂防研究の連携へ今後期待されることも含めて解説していただきました。
6月13日、14日に、東北大学において齋藤さやか准教授(東北大学大学院理学研究科)による社会科学に関する火山学セミナーが行われました。1日目はメディアや社会科学の調査法の詳細、2日目は社会調査に基づく地震や風水害、火山周辺でのリスクコミュニケーションの研究事例についてお話いただきました。両日とも講義内容に関して、受講生と活発に質疑応答が行われました。
2024年4月13日・14日に、次世代火山研究者育成プログラム令和6年度認定式を東北大学理学部青葉サイエンスホールで開催しました。全国各地の大学から選抜された受講生27名(基礎・応用コース23名、発展コース4名)が認定証を授与されました。認定式には大学や研究機関に所属するプログラム担当者、指導教員等23名も参加し、火山研究プロジェクトに関するセミナーとオリエンテーションも行いました。
2024年3月11日、12日に、東北大学において中村美千彦教授(東北大学大学院理学研究科地学専攻)主催による「実験学」に関するセミナーが行われました。受講生は各自事前に中村教授による岩石学実験の基礎知識や分析方法に関する講義を聴講したうえで、奥村聡准教授(東北大学理学研究科地学専攻)や研究室の学生の皆さんの指導のもと、水熱実験やFT-IR、FE-SEMによる含水量などの定量分析に関する実習に臨みました。
2024年3月3日から8日にかけて、桜島でフィールド実習を行いました。全体での海上GNSS装置見学を含む島内を一周しての巡検、および地球物理、地質・岩石、地球化学の3コースに分かれての観測実習を行いました。詳しくはこちらのレポートをご覧ください。
2024年2月15日、16日に、東北大学において寺田暁彦准教授(東京工業大学 科学技術創成研究院多元レジリエンス研究センター 火山・地震研究部門)による「熱学」に関するセミナーが行われました。火山地域における熱水系、熱収支や熱現象の特徴、熱現象ごとの観測原理と手法について草津白根や有珠、阿蘇などでの実例や今後の展望を踏まえながら詳しく解説していただきました。
2024年1月16日(火)及び17日(水)にシンガポールにある南洋理工大学 Earth Observatory of Singapore(EOS)で火山研究特別研修を実施しました。5回目の開講となる今回の特別研修「5th EOS-Japan Volcanology Workshop」は学生同士での企画調整のもと、日本から7名の受講生、EOSからは教員および学生9名が最新の研究状況について口頭発表およびポスター発表を行いました。その他にもBenoit Taisne准教授をはじめとした教員など関係者多数が参加し、17日にはEOSのラボツアーも開催されました。火山に関するミニゲームなどを通した交流もあり、口頭発表・ポスター発表ともに活発な議論が交わされました。
12月14、15日に、東北大学において気象庁業務に関する火山学セミナーが行われました。気象庁地震火山部の平祐太郎氏、新井貴之氏、山里平氏に、それぞれ気象庁火山業務の概要、火山関係法令、噴火警戒レベルについて、過去の噴火災害との関連なども踏まえながらお話しいただきました。
11月16日、17日に、東北大学において鈴木雄治郎准教授(東京大学地震研究所)による噴煙数値計算に関するセミナーが行われました。2日間にわたり噴煙や火砕流のモデリングについて、スケーリング則の導出や複数のパラメータを変えての数値計算の演習を交え、発生条件や実際の観測への応用などについて基礎的な部分から詳しく解説していただきました。
7月20日、21日に、東北大学において篠原宏志博士(産業技術総合研究所招聘研究員)による火山ガスに関するセミナーが行われました。2日間にわたるセミナーでは火山ガス発泡・放出過程や測定手法、放出量や組成等の支配要因について解説していただき、受講生との質疑応答も盛んになされました。
2023 年 7 月 6 日(木)、東京大学大学院准教授で、次世代火山研究・人材育成総合プロ ジェクトのリスクコミュニケーション担当プロジェクトアドバイザーである関谷直也先生 担当の社会科学の講義が行われました。中では、「火山防災と社会心理」、「火山防災と情 報、コミュニケーション」、「火山防災と社会的影響」に関する解説があり、質疑応答から 総合討論に展開しました。博士課程向けのセミナーでありつつ、修士課程からの積極的な 受講も多く関心の高さが伺えました。
海外研修(イタリア)無事終了し、6月26日(月)に帰国しました。
6月17日(土)から23日(金)まで行われたInternational School of
Volcanologyでは、各種の観測技術やブルカノ島、ストロンボリ島、リパリ島の
火山活動を学ぶほか、リスクマネージメントの実習も行いました。
詳しくはこちら。
4年振りの海外研修(イタリア)が始まりました。6月17日から、仏伊国をはじめ世界各国からの学生とリパリ島やストロンボリ島で、セミナー聴講、地質巡検、観測実習をしています。発展コースの受講生3名が参加しています。
6月8日、9日に、東北大学において齋藤さやか准教授(東北大学大学院理学研究科)による社会科学に関する火山学セミナーが行われました。1日目は「社会科学」「メディア」「社会調査」の各テーマについて、2日目は社会調査に基づく研究事例として地震のリスク認知や火山防災と観光についてお話いただきました。最後に講義全体を踏まえ、火山防災に対する意識に関して受講生の間で活発な議論が交わされました。
2023年4月15日・16日に、次世代火山研究者育成プログラム令和5年度認定式を 東北大学理学部青葉サイエンスホールで開催しました。 全国各地の大学や研究機関から受講生30名(基礎・応用コース24名、発展コース 6名)、プログラム担当者、指導教員等30名が参加しました。 また、火山研究プ ロジェクトに関するセミナーとオリエンテーションも行いました。
2023年2月21日(火)及び22日(水)にシンガポールにある南洋理工大学 Earth Observatory of Singapore(EOS)において、3年ぶりに火山研究特別研修を現地開催しました。4回目の開講となる今回の特別研修「4th Japan-EOS Graduate Volcano Workshop」は学生同士でWorkshopの企画調整を行い、日本から4名の受講生が、EOSからは9名の学生・PDが最新の研究状況について口頭発表およびポスター発表を行いました。また、Jurgen Neuberg教授(英国リーズ大学)による招待講演「VLP, the neglected seismic species」や、EOSのラボツアーも開催されました。Benoit Taisne准教授をはじめとしたEOSの教員も参加し口頭発表・ポスター発表ともに活発な議論が交わされました。
2022年12月15-16日に、大石 哲教授(神戸大学都市安全研究センター)によるセミナーが東北大学で行われました。火山噴煙の時空間分布測定にも利用されるようになった、レーダー技術に関する講義に加え、降雨データを基に粒径分布とレーダー反射因子などの関係を算出する実習も行われました。
11月17-18日に、つくばの国土地理院において測地学に関する火山学セミナーが行われました。地理地殻活動研究センター、地殻変動研究室室長の宗包浩志氏、宇宙測地研究室主任研究官の古屋智秋氏、および測地観測センター電子基準点課の高松直史氏と宮崎隆幸氏に、火山観測にも用いられるGNSSとInSARの基礎、および山体変形の検出法やその要因となる火山性圧力変動源のモデリングについて、デモンストレーションも交えながら講義していただきました。また、地理院内の測地観測センターや電子基準点などを案内していただきました。
2022年10月31日(月)~11月2日(水)、神奈川県箱根町・小田原市にて「火山防災特別セミナー」を開催しました。このセミナーは受講生だけでなく、地方自治体や民間企業の防災実務担当者に向けた火山防災の研修プログラムです。今年は「箱根火山と観光」をテーマに実施致しました。
会場では、まず火山観測の現状と課題、火山防災と観光を軸とした講演の後、参画自治体及び民間企業による火山防災関連の事業・業務の紹介、受講生の研究紹介がありました。巡検では、大観山展望台から山伏峠を経由し、大涌谷・箱根ジオミュージアムを訪れ、現地の講師から解説を受けました。最終日には、セミナーの内容を背景としたグループディスカッションを行い、発表・総合討論では活発に意見が交わされました。
今回は、 8地方自治体(オンライン参加3自治体含む)、4民間企業、国の2機関などからの参加者、火山研究者、プログラム受講生(7名)など、総勢46名が参加しました。
2022年9月6日から9月11日にかけて、草津白根山でフィールド実習を行いました。
地球物理班
全体での草津白根山周辺の巡検ののち、地球物理班、地質・岩石班、地球化学班、に分かれての観測実習を行いました。詳しくはこちらのレポートをご覧ください。
地質・岩石班
地球化学班
2022年7月29日に、次世代火山研究・人材育成総合プロジェクトの次世代火山研究推進事業が実施する課題B2-2「火山観測に必要な新たな観測技術の開発」を主体となって実施する京都大学防災研究所の中道治久准教授と白山工業株式会社、および東北大学の西村太志教授より実習を提供していただきました。
新潟工科大学で開催された実習には受講生6名が参加し、最新の地震観測技術である光センサや分散型音響センシング(DAS)観測システムについて、その原理や性能、実装例などについて学びました。これらのシステムを用いて大学内で高温・高圧条件下での観測を行っている現場において解説を受け、実際に振動を起こしその場で波形を見るなどの体験をしました。また、新潟工科大学での振動実験などの研究紹介を受け、研究室見学を行いました。
7月11日(月)~12日(火)、兵庫県立大学減災復興政策研究科の阪本真由美准教授による火山学特別セミナーが開かれました。日本の防災行政、大規模噴火と避難に関して解説をいただき、その後、噴火を想定した自治体の対応をについて考える演習をしていただきました。
今回はコンソーシアム参画機関(民間企業)からのご参加もあり、幅広い意見を交わし合いながら演習が展開しました。
27日は藤田教授に様々な火山を例としてハード面やソフト面での火山噴火土砂災害対策について、28日は堤教授に実験映像などを交えつつ融雪型火山泥流の発生モデルについて解説していただきました。
4年ぶりに対面形式で開催されたこともあってか、参加した学生との質疑応答も活発に行われました。
6月9日、10日に、東北大学において齋藤さやか准教授(東北大学大学院理学研究科)による社会科学に関する火山学セミナーが行われました。
2日間で「災害情報」「社会調査」「リスクコミュニケーション」「災害文化・観光危機管理」の4つのテーマに分け、防災に対する社会科学的な研究アプローチについてお話しいただきました。
2022年4月23日・24日に、次世代火山研究者育成プログラム令和4年度認定式を開催しました。
全国から集まった受講生27名(基礎・応用コース22名、発展コース5名)、担当責任者・指導教員等27名が参加しました。また、オリエンテーションや交流会(飲食なし)も行いました。
※認定式・オリエンテーションは十分に感染対策を行った上で実施しました。記念撮影時のみマスクを外しています。
2022年3月6日から11日にかけて、桜島でフィールド実習を行いました。
十分な新型コロナウイルス感染対策のもと、島内を一周しての巡検や班に分かれての地震観測と震源位置の推定、露頭や噴出物の観察、ガス濃度や放出率測定などの実習を実施しました。詳しくはこちらのレポートをご覧ください。
2022年2月17日(木)及び18日(金)に、東北大学において寺田暁彦准教授(東京工業大学 火山流体研究センター)による「熱学」に関する火山学セミナーが行われました。火山地域における熱現象の特徴や、熱観測の原理と手法について丁寧に詳しく解説していただきました。講義の一部では、次世代火山研究者育成プログラムで使用している赤外線カメラや温度計の実機を用意し、対面形式ならではのわかりやすい解説も行われました。
2022年2月8日(火)及び9日(木)にシンガポールにある南洋理工大学Earth Observatory of Singapore(EOS)と火山研究特別研修を実施しました。EOSは、東南アジア地域の火山観測や研究の実績が顕著な研究教育機関で、シンガポール国内外から多くの大学院生やポスドクが所属しています。また社会科学分野からも、火山の研究を進めています。
火山研究特別研修は2019年度に新設された発展コースの必修科目です。国内外の研究者による最先端の研究に関する講演を聴講するとともに、受講生自身の研究を発表し、研究実践能力を養うものです。
3回目の開講となる今回の特別研修、「3rd Japan-EOS Graduate Volcano Workshop」では、日本から7名の受講生が、EOSからは6名の学生が口頭発表を行いました。また、本プログラム担当責任者である野上健治教授(東京工業大学)が「Monitoring of submarine volcanic activity in Japan」、リーズ大学のJurgen Neuberg教授が「What if? On conceptual models in volcanology and their alternatives」というタイトルで招待講演を行いました。その他にもBenoit Taisne准教授をはじめとして教員など関係者多数が参加しました。前年度に引き続き新型コロナウィルス感染症の影響でオンライン形式での開催を余儀なくされましたが、学生同士でWorkshopの企画調整を行い、それぞれの最新の研究状況を紹介するとともに、活発な質疑応答を通じて、研究の課題や方向性を考える有意義な機会となりました。
2021年11月19日から11月21日にかけて、2000年の有珠山噴火における緊急対応を事例に、「大規模な住民避難」をテーマとしたセミナーを開講しました。講師には、噴火対応やその後の調査に直接従事した方々を講師に招き、火山噴火の前駆的現象、噴火活動の推移、観測体制、行政の体制・対応、住民の対応、直近の火山防災対策についての講義がありました。また、洞爺湖有珠火山マイスターネットワークのご協力のもと、2000年噴火場所や被災場所を訪れながら、マイスター御自身や地域住民の体験・意見などを聞きました。三松正夫記念館館長三松三郎氏にもご協力頂き、過去の有珠山の火山活動と住民行動や記念館の設立目的などの説明がありました。プログラム受講生(11名)、国・道・地元自治体、火山研究者など、総勢31名が参加し、住民の避難を伴う噴火について議論し、主体の多様性や時間経過があり、多面的に理解する必要があることを学びました。
火山防災特別セミナーでは、受講生は、地方自治体や民間企業などで火山防災や監視業務を担う職員と議論し、火山防災施策の現状を把握するとともに、災害軽減を図る効果的な方法を考察します。また、火山研究人材育成コンソーシアム構築事業の目的の1つとして、地方自治体職員など火山防災に関しての業務を担当する方へも授業を提供しています。
2021年度は、鹿児島県鹿児島市において、10月26日から28日まで実施しました。火山噴煙に関する研究が近年急速に進展し、かつ、社会的に大規模降灰対策への関心が高まっていることを踏まえ、「降灰対策」をテーマに設定しました。「火山灰とはなにか」という基礎講義に始まり、最先端降灰予測研究、降灰除去作業の施策や実務の解説紹介などが行われました。また、巡検では、桜島島内にある火山灰の処分地における現地解説などを行いました。8地方自治体、3民間企業、国の2機関などからの参加者、火山研究者、プログラム受講生(13名)など、総勢34名が参加しました。
2021年10月7日から11日にかけて、有珠山でフィールド実習を行いました。
十分な新型コロナウィルス感染対策のもと、有珠山巡検、地磁気観測、地質調査、岩石観察、土壌ガス観測などを実施しました。
詳しくはこちらのレポートをご覧ください。
2021年7月27日に、東北大学において鈴木雄治郎准教授(東京大学 地震研究所)による「火山噴煙・数値計算」に関するセミナーが開催されました。火山噴火におけるダイナミックな地表現象である火山噴煙や火砕流の物理とそのモデリングについて、スケーリング則の導出に関する実習(写真参照)なども踏まえながら、丁寧に詳しく解説していただきました。
2021年5月22日に、次世代火山研究者育成プログラム2021年度受講生認定式がオンライン形式で開催されました。受講生25名(基礎・応用コース19名、発展コース6名)および担当責任者・指導教員25名が参加しました。また、認定式の後、火山研究プロジェクトの紹介に関するセミナーとオリエンテーションが行われました。内容は以下の通りです:
挨拶 次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト 藤井敏嗣 プロジェクトリーダー 山梨県富士山科学研究所所長(写真1) 火山研究人材育成運営委員会 委員長 西村太志 東北大学教授(写真2) 受講生認定 祝辞 次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト 西垣 隆 総括担当プロジェクト・アドバイザー(写真3) 元気象庁長官 西出則武 東北大学特任教授(写真4) 受講生代表挨拶 東北大学 土屋彰登(写真5) 火山研究プロジェクトの紹介 火山研究運営委員会 委員長 清水 洋 九州大学教授(写真6) オリエンテーション2021年3月7日から12日にかけて、霧島山でフィールド実習を行いました。十分な新型コロナウィルス感染対策のもと、韓国岳・硫黄山巡検、水準測量、地質調査、岩石観察、温泉水観測、ドローンによる火山ガス観測などを実施しました。詳しくはこちらのレポートをご覧ください。
2021年3月2日に、青山 裕教授(北海道大学 地震火山研究観測センター)による「火山地震学」に関するオンラインセミナーが開催されました。地震学の基礎、震源決定や速度構造推定、火山性地震の特徴やその解析方法、火山活動把握のための地震観測などについての、丁寧な解説が行われました。
2021年2月18、22日に、市原美恵准教授(東京大学 地震研究所)による「火山実験学」に関するセミナーが行われました。東京大学および九州大学における現地実験とオンラインを併用して開催され、火山学におけるモデル実験の目的と意義、実験の技術的基礎についての解説のあと、水あめや重曹、クエン酸などを用いた噴火実験・計測・解析を行いました。
2020年12月17-18日に、東北大学において大石 哲教授(神戸大学都市安全研究センター)による火山噴煙観測セミナーが行われました。近年、火山噴煙の観測に適用されている気象レーダーのリモートセンシングについて、 その原理などを丁寧に解説していただきました。 降雨データを用いて粒径分布などを推定する解析実習も行われました。
11/19(木)に南洋理工大学のEarth Observatory of Singaporeと海外特別研修をオンライン形式で実施しました。発展コース受講生7名及びEOSの学生8名が口頭発表を行い、活発な議論が交わされました。
11月12-13日に、つくばの国土地理院において「測地学」に関する火山学セミナーが行われました。 国土地理院地理地殻活動研究センターの畑中雄樹様(センター長)、宗包浩志様(地殻変動研究室長)、森下 遊様(宇宙測地研究室主任研究官)、国土地理院測地観測センターの古屋智秋様(火山情報活用推進官)に、火山活動の把握や監視に活用されているGNSSとInSARについて、実際の解析方法を体感するカリキュラムを通じて、原理や手法を解説していただきました。セミナー後は、測地観測センターや地理院内の観測施設を案内していただきました。
次世代火山研究者育成プログラムは「2020年度火山防災特別セミナー」を10/20-10/22に実施しました。今年度のテーマは「多項目観測の火山防災への活用」として、地方自治体や民間企業などの方を交え、阿蘇火山で開催しました。詳しくはこちらをご覧ください。
火山研究人材育成コンソーシアムに、新たに、九州電力株式会社が参画することになりました(令和2年9月25日付)。次世代の火山研究者の育成や災害対策の推進に関して相互に連携・協力を進めます。
2020年9月30日から10月2日にかけて、次世代火山研究・人材育成総合プロジェクトの研究推進事業の課題D1「無人機(ドローン等)による火山災害のリアルタイム把握手法の開発」を主体となって実施するアジア航測株式会社より実習を提供していただきました。伊豆大島で開催された実習には受講生3名と教員1名が参加し、ドローンを使った火山地形の測量について、観測システムやデータ取得方法、映像データ処理の基礎を学びました。参加した受講生は最新技術によるドローン観測に接し、撮影した写真から立体的なモデルを作成するという一連の過程を実習で学ぶことができました。また、1986年噴火による割れ目火口地形や噴出物などの観察を行う島内の地質巡検も実施しました。
2020年8月30日から9月4日にかけて、草津白根山でフィールド実習を行いました。十分な新型コロナウィルス感染対策のもと、草津白根山巡検、電磁気学的観測、地質調査、岩石観察、火山ガス・温泉水観測などを実施しました。詳しくはこちらのレポートをご覧ください。
新型コロナウィルスの影響により、2020年度前期の各種セミナーはWeb会議システムを使ってリモート形式で開催されました。6月4-5日に地引泰人准教授(東北大学理学研究科)による社会科学セミナー、6月25日に阪本真由美教授(兵庫県立大学減災復興政策研究科)による社会科学セミナー、7月17日に藤田正治教授(京都大学防災研究所附属流域災害研究センター)、堤大三教授(三重大学大学院生物資源学研究科)による火山砂防セミナーが行われました。
次世代火山研究者育成プログラムは、Web会議形式で4月18日(土)に2020年度受講生認定式を開きました。全国各地の大学や研究機関から、基礎・応用コースの新受講生16名、発展コース4名、担当責任者15名が参加しました。
火山研究人材育成コンソーシアムに、新たに、東京電力ホールディングス株式会社が参画することになりました(令和2年4月10日付)。次世代の火山研究者の育成や災害対策の推進に関して相互に連携・協力を進めます。
2月19-20日に、東北大学において寺田暁彦講師(東京工業大学 火山流体研究センター)による「熱学」に関する火山学セミナーが行われました。 火山地域における熱現象の特徴や、熱観測の原理と手法について、有珠、阿蘇、草津白根などでのご自身の研究事例も踏まえながら丁寧に詳しく解説していただきました。
2月17-18日に、東北大学において中村美千彦教授(東北大学理学研究科地学専攻)主催による物質科学セミナーが行われました。 1日目午前は、実験岩石学に基づく噴火現象の理解に関する研究などについて中村教授に解説していただいたきました。 1日目午後と2日目は、奥村聡准教授(東北大学理学研究科地学専攻)、研究室の学生の皆さんの指導のもと、マグマ物質の水熱実験、変形実験、結晶化実験に関する実習が行われました。
11月11、12日に、京都大学防災研究所 桜島火山観測所において眞木雅之教授(鹿児島大学 地震火山地域防災センター)による火山噴煙観測に関する火山学セミナーが行われました。気象レーダによって火山噴煙を観測する原理や手法について解説をいただきました。また、桜島の噴煙観測事例を実際に用いたレーダ解析実習も行われました。
海外特別研修の一環として、受講生7名がアジア火山学コンソーシアム(Asian Consortium of Volcanology)に参加しました。台湾の中央研究院において、10月28日-11月2日の日程で開催されました。会期中には大屯火山地域への巡検が行われ、火山地形や噴出物露頭の観察、火山観測点や大屯火山観測所(TVO)の見学を行いました。
2019年度火山防災特別セミナーを10月29縲鰀31日の日程で長野県上田市において開催しました。今年度のテーマは「高リスク小規模噴火の火山防災への対策と課題」です。受講生7名と地方自治体から6名が参加しました。会期中には、草津本白根山の噴火(2018年1月)に関する巡検も実施しました。
10月14、15日に、シンガポールの南洋理工大学のEarth Observatory of Singapore(EOS)で火山研究特別研修を実施しました。発展コース受講生9名およびEOSの学生双方が、口頭およびポスターで研究発表を行い、活発な議論が交わされました。
10月10、11日に、東北大において気象庁業務に関する火山学セミナーが行われました。気象庁の藤松淳様、宮村淳一様、宇平幸一様にそれぞれ火山関係法令、気象庁火山業務の概要、噴火警戒レベルについてのご講義をいただきました。
日本火山学会2019年度秋季大会後の9月28日に、神戸大学において日本災害情報学会会長の田中淳教授(東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター)による社会科学に関する火山学セミナーが行われ、「災害情報から火山研究への期待」というタイトルで御講演をいただきました。
2019年9月8日から13日にかけて、樽前山でフィールド実習を行いました。受講生24名とスタッフ11名が参加し、樽前山巡検、地磁気観測、地質調査、岩石観察、火山ガス観測などを実施しました。
8月1、2日に、東北大学において小園誠史准教授(東北大学 理学研究科)による数値計算に関する火山学セミナーが行われました。 火山噴火現象における火道内のマグマ上昇と火山噴煙の形成を数値モデル化する手法について解説し、Pythonを用いたモデル構築の実習も行いました。
7月11日に、東北大学において関谷直也准教授(東京大学 総合防災情報研究センター)による社会科学に関する火山学セミナーが行われました。 「火山防災と心理」、「火山防災と情報、コミュニケーション」、「火山噴火と社会的影響」について解説していただきました。
2019年度受講生20名、発展コース受講生13名の認定式およびオリエンテーションを東北大学 理学部アオバサイエンスホールで行いました。詳しくはこちらをご覧ください。
2月19-20日に、東京大学地震研究所において市原美恵准教授(東京大学 地震研究所)による「火山実験学」に関する火山学セミナーが行われました。 火山学におけるモデル実験の目的と意義、実験の技術的基礎について解説していただいたあと、受講生自身が実際に噴火実験・計測・解析を行い、実験に基づく噴火現象の理解に関する研究を体感しました。
1月10-11日に、東北大学において野上健治教授(東京工業大学 火山流体研究センター)による「火山化学」に関する火山学セミナーが行われました。 地球化学的観測に基づく火山モニタリングの手法、2018年草津白根山噴火時の対応、海底火山のモニタリングなどについて解説していただきました。
受講生1名がアジア火山学コンソーシアム(Asian Consortium of Volcanology)に参加しました。インドネシアのメラピ火山の麓に位置する大都市であるジョグジャカルタにおいて、11月19-22日の日程で開催されました。会期中にはメラピ火山地域への巡検が行われ、火山地形や噴出物露頭の観察、火山観測所の見学などを行いました。
11月9日に、東北大学において藤原智博士(国土地理院 地理地殻活動総括研究官)、川元智司博士(国土地理院 火山情報活用推進官)による「測地学」に関する火山学セミナーが行われました。 火山活動の把握や監視に活用されているInSAR(藤原博士)、GNSS(川元博士)について、実際の解析方法を体感するカリキュラムを通じて、原理や手法を解説していただきました。
9月4日、Cities on Volcanoes@Napoli の会議の際に、イタリアの大学間の 火山学に関するコンソーシアム(The Interuniversity Center for Research in Volcanology: CIRVULC)と本コンソーシアムが、次世代火山研究者の育成を 進めるための協定を結びました。
7月19、20日に、東北大学において、藤田正治教授(京都大学防災研究所附属流域災害研究センター)、堤大三教授(三重大学大学院生物資源学研究科)による「火山砂防」に関する火山学セミナーが行われました。火山噴火に伴う土砂災害と対策(藤田教授、19日)、融雪型火山泥流・土砂流出解析モデル(堤教授、20日)など、砂防分野で進められている火山現象を対象とした研究について解説していただきました。
6月28日(木)に兵庫県立大学減災復興政策研究科の阪本真由美准教授 による火山学セミナーが開かれました。「災害と地域防災」のセミナーとして、わが国 の災害と防災対策、災害に強い地域をつくるための自助・共助・公助に関する 講義のほか、噴火警戒レベルの設定を実際に体験する演習をしていただきました。
受講生22名の認定式とオリエンテーションを東北大学 理学部アオバサイエンスホールで行いました。
2018年3月4日から9日にかけて、桜島でフィールド実習を行いました。受講生12名と講師10名が参加し、桜島巡検、桜島島内における地震アレイ観測、火山ガス分光観測、火山ガス放出率観測の実習を実施しました。最終日に実習内容をまとめた発表会を行いました。
2月25-26日に、東北大学において、中村美千彦教授(東北大学理学研究科地学専攻)主催による「噴出物に基づくマグマプロセスの解析」の火山学セミナーが行われました。 1日目は、噴火現象の岩石学序論、本質/累質物質の判定方法と問題点、揮発性成分の分析とマグマ上昇・噴火過程への応用について中村教授に解説していただいた後、研究室の様々な実験・測定機器を見学させてもらいました。 2日目は、奥村聡准教授、無盡真弓助教の指導のもと、FT-IR、FE-SEMによる火山噴出物の定量分析に関する実習が行われました。
2月15日に、東北大学において、篠原宏志博士(産業技術総合研究所首席研究員)による「火山ガス観測特論1」の火山学セミナーが行われました。「火山ガスの起源と性質」、「火山ガス観測手法」、「火山ガスから何がわかるか?」について、解説していただきました。
11月30日に、東北大学において、鈴木雄治郎博士(東京大学地震研究所)による「噴煙数値計算」の火山学セミナーが行われました。火山噴煙現象を数値モデル化する際に必要な数値計算手法の基礎知識などについて,解説していただきました。
2017年9月24日に火山学セミナーとして、京都大学地球熱学研究施設火山研究センターの協力の下、「阿蘇山巡検」を行いました。受講生20名は、大倉教授から阿蘇火山の火山活動について、宇津木助教、横尾助教、吉川技術職員から実地で、2016年水蒸気噴火の噴出物や阿蘇山の観測体制について学びました。
10月10日に、東北大学において、西出特任教授(東北大学、前気象庁長官)によ る「サイエンスと社会の接点としての気象庁」の火山学セミナーが行われました。 気象庁の業務と社会との関係に加え、西出先生が経験された2000年有珠山噴火の 対応についての解説していただきました。
9月25・26日に、鹿児島大学において眞木雅之教授(鹿児島大学 地域防災教育研究センター)による 「気象レーダによる噴煙モニタリング」の火山学セミナーが行われました。 地域防災教育研究センタースタッフのご協力の下, 初日に噴煙レーダデータの解析実習(鹿児島大)、2日目に観測施設の見学(桜島・垂水)を実施し、 受講生18名は火山学分野における新しい観測・解析技術について学びました。
6月21日から30日にかけて、イタリア・ストロンボリ火山で実施された野外実習の様子をレポートとしてまとめました。
6月21日から30日にかけて、受講生6名、スタッフ3名でイタリア・ストロンボリ
火山で実習を行いました。フィレンツェ大学の協力の下、山頂火口付近に地
震計や空振計を設置しました。また、真っ赤な溶岩を噴き上げるストロンボリ
式噴火を観察しました。後日、実習の様子をまとめて報告します。
社会科学に関する特別講義を火山学セミナーとして下記の予定で開催します。
受講生以外にも、火山防災や火山活動監視に関わる業務、教育関係者等の聴講を
受け付けますので、興味のある方は事務局までお問い合わせください。
月日 7月7日(金) 講師:田村圭子 教授 新潟大学危機管理本部
場所 東北大学大学院理学研究科 合同C棟セミナー室(S407)
時間 10時半から16時半 資料はこちら
講義時間の目安
講義1 10:30-12:00
昼休み 12:00-13:00
講義2 13:00-14:30
講義3 15:00-16:30
キャンパスマップ
http://www.sci.tohoku.ac.jp/campusmap/
http://www.sci.tohoku.ac.jp/campusmap/kita-aobayama/
○田村先生の講義内容の要旨
平時における危機管理の必要性、ならびに災害発生後の応急・復旧・復興期における社会の状況と、それらのフェーズにおける課題を社会科学的側面から、災害・防災過程全般を総合的・体系的に学ぶ社会科学がとらえる災害現象や防災(減災)活動について、火山研究を進める理学系大学院生が知っておくべき基礎知識を習得する。過去の災害事例等など具体的な事例を学ぶことで、将来の災害対応に向けて必要なそなえやとるべき対策とは何かについて考えるフレームを持つ。受講を通じて、家族や所属する組織の単位で、率先して自らの力で、防災対策を構築し、レジリエンス能力向上のための方策を身に着ける。
社会科学に関する特別講義を火山学セミナーとして下記の予定で開催します。
受講生以外にも、火山防災や火山活動監視に関わる業務、教育関係者等の聴講を
受け付けますので、興味のある方は事務局までお問い合わせください。
講義会場 東北大学大学院理学研究科
講義日程および講師
6月2日(金)10時半から16時 場所:合同C棟セミナー室(S407) 地引泰人 助教 東北大学災害科学国際研究所 資料はこちら
キャンパスマップ
http://www.sci.tohoku.ac.jp/campusmap/
http://www.sci.tohoku.ac.jp/campusmap/kita-aobayama/
○地引先生の講義内容要旨
本講義では火山研究について社会科学的側面から考えることを目的とする。その際に、火山活動が活発化するよりも前と、火山活動が活発化し周辺の住民や社会活動に影響を与えるまでの段階を中心的に取り扱う。特に、警報の伝達と避難にまつわる諸問題を中心にして、法制度の問題や、社会・経済的な側面、さらには歴史的な文脈への目配りも重要なことに言及したい。その反面、大規模な噴火に伴う復旧や復興の過程については、本講義の中では部分的・断片的にしか触れることができないだろう。講義の中では、インドネシアのケルート火山を事例として取り上げ、学際的な研究や取り組みの重要性に鑑み、専門用語ばかりを用いないように平易に解説することに努める。
2017年3月12日から17日にかけて、霧島でフィールド実習を行いました。受講生21名と講師10名が参加し、韓国岳巡検、硫黄山の測量実習、高千穂河原、御池、新湯周辺で地質・岩石実習を実施しました。最終日に実習内容をまとめた発表会を行いました。
本プログラムの開校式を東北大学理学部青葉サイエンスホールで行いました。受講生第一期生36名を迎え、東北大学花輪理事、西出前気象庁長官らの挨拶、認定証の授与ののち、受講生代表田口氏(名古屋大学)の挨拶がありました。また、早坂理学研究科長による「火山噴火と気候」の記念講演が行われました。