火山学研究者を育成する火山研究人材育成コンソーシアムに参加を希望する国内の大学、国の機関、研究機関、地方自治体、民間企業等の募集を行っています。
本コンソーシアムは、国内の大学院修士課程学生を中心に、火山学の広範な知識と専門性、研究成果を社会へ還元する力、社会防災的な知識を有する、次世代火山研究者を育成することを目指しています。コンソーシアムに参加する大学は、火山学および周辺分野の講義や実習を体系化し、国・研究開発法人等の機関の協力のもと、国内外の活動的火山における火山学実習、先端的火山研究や工学・社会科学のセミナーなどのプログラムを受講生に提供します。一定の要件を満たした受験生には、プログラムの修了証を授与し、将来、火山研究者を志す学生、火山災害などの自然災害の軽減に貢献する国や地方自治体、民間企業等に就職を希望する学生を育成します。
コンソーシアムに参画する大学は、火山研究を進める大学院生の育成の中心を担っています。他大学の受講生への火山学およびその周辺分野の学問の授業の提供や、火山学セミナーやフィールド実習への協力および企画・運営、アドバイザリーボードメンバーとして受講生への助言をお願いしています。
2016年11月中旬にコンソーシアム参加機関・協力機関(大学)の申し込み受付を開始し、2017年5月末をもって募集を停止いたしました。
アドバイザリーボードを通じた受講生への研究指導や講義、セミナー、実習へのご協力、 また、受講生が国・研究開発法人で行われている火山防災業務、火山研究開発に関するインターンシップ(職場体験)ができる機会の提供をお願いしています。
受講生が、地方自治体で行われている自然災害に関する対策などについてのインターンシップ(職場体験)ができる機会の提供をお願いしています。また、現在実施中の災害対策や過去の災害対応事例についての講演の協力をお願いしています。
受講生が、企業等で行われている自然災害に関する計測器の開発、災害状況把握システム等に関するインターンシップの提供や、火山観測技術や災害状況把握システムなどに関する技術や研究に関する講演・セミナーの提供をお願いしています。
火山学や災害に関する重要な知見を学べる専門家による講演・セミナーや、火山や災害の調査方法が学べる巡検等の提供をお願いしています。また、火山学およびその周辺分野に関する講義を依頼できる、国内外の専門家の紹介、火山学などに関するテキスト作成への協力をお願いしています。